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日本グラフィックサービス工業会岩手県支部 XMLビジネスセミナー開催報告


XMLビジネスセミナーを終えて…
潟hキュメント・エンジニアリング研究所
寺澤 晃

 JaGra岩手県支部の皆様,今回のセミナーが貴社のビジネス開拓のヒントとなりましたでしょうか?XMLセミナーというと,どうしても技術論から入ってしまいます。もちろん,XML対応をクライアントから日々迫られる状況であれば技術先行であるべきですが,ご理解いただけたように,XMLビジネスが地面の下に眠っている顕在需要である現在,クライアントとの2人3脚によるビジネスモデルづくりから皆様には取り組んでいただきたいのです。顧客の業務ドキュメントを中核として,ドキュメントデータベース+印刷+Webを連携させた総合的なドキュメントフローを印刷会社からクライアントへ提案するのです。「そんな難しいことシステム会社でなければできない…」と言われる方もおられるでしょう。しかしシステム会社以上に顧客のドキュメント周辺業務に切り込んでいるのは印刷会社です。バラバラの情報を整理し,編集し,印刷物という情報編集の集大成を出力すること,これは印刷業の情報編集能力の成果です。そこで視点を少し変えて,顧客の声を聞いてみましょう。印刷物のことだけではなく,その背景にある業務全体の課題,ドキュメントの課題,コストの課題など,顧客への提案・ビジネステーマのヒントは,これら印刷周辺から必ず発見できます。そしてその提案を皆様自身が主導権を握る商品として,クライアントへ示してください。クライアント自身,答を探して悩んでいる現在です。貴社の提案は,クライアントのモヤモヤを晴らすきっかけになるかもしれません。そしてともに具体化を目指していくことにより,新たなビジネスモデルが生まれ,クライアントと印刷会社の共存共栄の姿も夢話ではなくなります。「そんな難しいことを考えなくても昔の印刷業は利益が得られた!」とお考えの方もおられるでしょうが,IT進展の中で印刷技術が一般の技術にまでハードルを下げてきました。つまり昔のように「印刷」という武器だけでは,差別化はできませんし,ビジネスも生み出しません。自らビジネスづくりを積極的に取り組まなければ,業務の成果である印刷物は必然的に生まれません。今こそチャレンジの時です。何か自らのテーマを明確化され,強みを活かし,是非アクションしてみてください。


 

   
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